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劇団円想者11月公演 ラブレス 弦巻啓太 平井隆也
bio
あらすじ

 北海道のとある田舎町で暮らす、4人の男。高校時代の同級生だった彼らは、30代を迎え、人生に行き詰まっていた。
 ある者は望まず与えられた地位すら追われ、ある者は若い頃からの夢に行く手を阻まれ後戻りもできずにいる。ある者は愛する人を失い、失意の日々を過ごし、またある者は家業の経営に行き詰まっている。

 

 そんなある日。4人は偶然の再会。彼らの前に現れた神父は言った。

 

 

「人生は、やり直すことができます」

 

 

 劇団円想者がお送りする人生の物語。過去最多キャスト数22名で挑む愛なき世界。

弦巻啓太さまより

 『ラブレス』を書いたのは2000年、僕自身が24歳の時でした。一言で言えば、当時の自分は『地獄』を描きたいと思ってました。観客の心に傷を残すような『地獄』を。なにが『地獄』なのかも、何をもって『地獄』なのかもわからないまま。でも、なぜそうしたいかだけは分かってました。結局、それは観客の前に、自分の深い場所を抉ることになりました。

 15年たって自分は39歳になりました。色んな作品を発表してきました。自分の変化とともに以前より愛着を感じる作品もあれば、成長とともにもう必然を感じない作品もあります。ですが、この『ラブレス』だけは15年前から評価も必然も変わりません。まるで僕の変化や成長をあざ笑うように、ブラックホールのようにぽっかりと存在します。

 この『ラブレス』に彼らがどう立ち向かい、どう足掻くのか、非常に楽しみです。24歳の自分が用意した地獄で、彼らがどんな姿を見せるのか。客席で見届けてください。

 

 

弦巻啓太

 

弦巻楽団 代表。脚本家/演出家。札幌座ディレクター。扇谷記念スタジオシアターZOO芸術監督。クラーク記念国際高等学校クリエイティブコース講師。2006年『死にたいヤツら』(作・演出)で札幌劇場祭大賞、2010年『音楽になってくれないか』(作・演出)で札幌劇場祭脚本賞、『ナイトスイミング』(作・演出)で札幌劇場祭オーディエンス賞受賞。『四月になれば彼女は彼は』で日本演出家協会主催「若手演出家コンクール2014」最優秀賞受賞。劇団では初心者から参加できる『演技講座』『戯曲講座』を開催、年間100本近いワークショップを行うなど、札幌での演劇の普及に尽くしている。

 


11月21日(土)

開場 17:40
開演 18:00
 
 
 
 
 
○入場無料カンパ制。
○上演時間は120分を予定しております。
○当公演は予約制ではありません。
○全席自由席となっております。
日時
 

成蹊大学構内4号館ホール
 
 
場所
キャスト
 矢口 達也
 砂川 曜平
 平井 泰成
 川嵜 真弘
 高田 森也
古舘美貴子
佐藤 剛
 山下 太久
 所 紫織
 佐藤 耀
 田辺 愛美
 内野 遥香
 越智 春奈
山本ななせ
 山野井 奨
 古賀 順貴
 小関 希望
 中井 友佑
 大辻 衛
新井真奈美
 矢島 伊織
中村緋那子
スタッフ
桑田 拓弥
鳩 舞夢
佐藤 絢真
市原 里菜
桑原 佑太
渡邉 紀
松尾遼太郎
大橋 一司
高野 尚悟
山野邊 諒
アクセス
  1. JR中央線・総武線(東京メトロ東西線)・京王井の頭線 吉祥寺駅下車

 

2.吉祥寺駅北口バスのりば1・2番より

  関東バスで約5分/成蹊学園前下車

 

3.吉祥寺駅より徒歩約20分

 

4.西武新宿線 西武柳沢駅下車

  西武柳沢駅南口より

  関東バス(吉祥寺駅 行き)で約20分

  成蹊学園前下車

 

5.西武新宿線 武蔵関駅下車

  成蹊中学高等学校まで徒歩約20分

劇団円想者とは?

東京、吉祥寺にある成蹊大学の唯一の演劇団体。

 

年3回~5回の公演を中心に活動をしています。

脚本は既成作品をお借りして、様々なジャンルの 舞台を創り上げています。

過去公演

 

2014年度9月公演    『鈍獣』 脚本:宮藤官九郎

2014年度11月公演『機械城奇譚』 脚本:毛利亘宏(少年社中)

2015年度6月公演    『ヒーローズ』 脚本:毛利亘宏(少年社中)

2015年度9月公演    『別れても好きな人』 脚本:上野友之(劇団競泳水着)

活動写真
連絡先
HP                   http://yensosha2.web.fc2.com/

MAIL               yensosha@gmail.com

Twitter           成蹊大学 劇団円想者 @yensosha

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